ニューボーンフォトが流行り始めて、数年経ちますが、
まだまだ、認知度は低く、特に初産のママにとては、
産後に自分がどういう状態になるのかも想像出来ないのに、
写真撮影というところまで思いが及ばないかもしれません。
更に、ママやパパのご両親から
「産後すぐに写真撮影するなんて、赤ちゃんが可哀想。」
とか、
「産後1ヶ月は外出しちゃダメ。」
と反対され、泣く泣く撮影を諦めるなんてこともあるようで、
生後半年とか1年経ってからスタジオに訪れ、
「本当はニューボーンフォトも撮りたかったんです。」と
残念がるお客様のなんと多いことか!
しかしながら、
ニューボーンフォトが発祥アメリカでは
ほとんどのニューボーンフォトグラファーがスタジオを構え、
出産したママたちのほとんどが生まれたての赤ちゃんをスタジオに
連れて行くのが当たり前となっています。
そこで、同じ人間なのに、日本人だけが、産後1ヶ月はママも赤ちゃんも
家でじっとしていなきゃいけない?と思っているのかという疑問です。
お隣の国、中国に関して言えば、もっとその傾向は強く、写真撮影は100日祝いまでお預けで、
産後のママはお風呂も1ヶ月入らない方が良いとさえ信じられている程です。
一方アメリカでは、産後2泊で退院するのが普通。
そして、生後1週間以内でニューボーンフォトをさらっと撮影します。
文化の違いなのか、出産に対する感覚の違いなのか、
そこには、大きな違いがあるのは間違いありません。
もちろん、出産って、本当に大変な負担が掛かることなので、
人によっては、安静にしていた方が良い場合もありますし、
赤ちゃんがNICUに入ってしまうケースもありますので、
無理に産まれたばかりの姿を残さなくても・・・という意見も理解出来ます。
ただ、要らぬ心配をしてせっかくの可愛い我が子の生まれたての姿を
写真として残すチャンスを逃すのももったいない話。
そこで、小児科医でもあり、
フォトスタジオ ムーンテラスでニューボーンフォトを
実際に撮影した経験のある藤田真弥様にニューボーンフォト撮影の
安全性について専門家からのご意見をを伺いました。
正しい知識を持った上で、
お客様自身が撮影するか否かを判断して頂ければと思い、
先生に伺ったことをまとめています。
少しでもニューボーンフォトの撮影をご検討中の皆様への助けになれば幸いです。
Q:そもそも、新生児と呼ばれる時期に写真を撮って大丈夫?